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(物流編)スタートトゥディ様
マンションの一室から始まった通販ビジネス


マンションの一室で産声を上げた通販ビジネス

――まずはどのような経緯でビジネスがスタートしたのでしょう。

山田 1995年頃、当社代表である前澤友作がバンドを組んでおり、その売り込みで渡米した際、自分が欲しいCDを買ってきてライブで売り始めたのがきっかけです。それを繰り返すうちに反響が大きくなり、「これは商売になる」と、チラシのようなカタログを作り、千葉県鎌ヶ谷にあった自宅を拠点にCDの通信販売を始めたわけです。

――個人的な商売からビジネスへの転機はいつ頃だったのですか。

山田 売上が上がるとともに在庫も増えてきたため、98年に(有)スタートトゥデイを設立。事務所兼倉庫を江戸川区の小岩に構えたのが本格的なビジネスへの転機ですね。商材もCDやレコードに加え、バンドのTシャツやスウェットなどを、コネクションを通じて輸入するようになりました。私が参加したのもこの頃で、4名でのスタートでした。

――他の通販とは違うぞ、という意識はあったのでしょうか。

山田 自分の好きなものを好きな人に紹介したい、届けたいという気持ちが強かったです。そのスタンスは今も変っていません。

――その後、業務内容には変化があったのですか。

山田 以前はカタログ通販でしたが、インターネットの普及をきっかけに2000年1月には「STMonline」を立ち上げ、オンライン通販へシフトチェンジしました。カタログはコストや時間がかかってしまいますが、ネットならメール配信で告知もできるし、サイトもリアルタイムで更新できるので、スピード感がありました。また、同年10月にはアパレル商材を中心としたオンラインセレクトショップ第1号として「EPROZE」をオープン。最初は、「試着できないネットで洋服を売るなんて」と言われていましたが、音楽とファッションは関連が深い、成功するはずだとチャレンジしたわけです。これ以降は、アパレルが完全に主力になりました。

若者に高い支持を得るネット上のショッピングタウン「ZOZOTOWN」

若者に高い支持を得るネット上のショッピングタウン「ZOZOTOWN」。主なショップは「UNITEDARROWS」、「BEAMS」、「吉田カバン」、「JOURNAL STANDARD」、「WR」等。まるで現実に存在するかのようにネットショップをCGで再現し、そのデザインには、著名な建築家やインテリアデザイナーを起用。商品販売だけでなく、街並みやショップ、商品、情報等を復元的に詰め込み、商品を好きな人が楽しむ空間や情報を提供している。さらに、居住型SNS「ZOZORESIDENCE」により、お客同士のコミュニケーションも生まれている。
現在、ZOZOTOWN・ZOZOTOWER合わせてショップ数76、ブランド数599、月商11億円、月間1億7千万PV。常時取り扱い品目数は約2万点で、毎日500以上の新商品がサイトにアップされる。